【絵画および絵はがき情報】
最新の絵画(色鉛筆混成画)の情報です。今回も往年の連絡船を眺める人を描きました。其々の時代に併せた格好を表現し和風の髪型に関しては種類も多く難しくありました。一作目は「青函連絡船“摩周丸”を見送る人」です。穏やかな津軽海峡を行く摩周丸を砂浜から望んでいます。摩周丸(2代目)は1965年に就航しました。戦後の高度成長期に北海道と本州の大動脈として不可欠な役割を果たしました。1988年まで活躍し以降は函館市において記念館として保存されています。
二作目は「貨客船“波上丸”を望む人」です。戦前の1937年に就航し南西諸島航路で活躍しました。戦時中に輸送船として活躍中1942年10月にラバウル付近で雷撃を受け沈没しました。私は波上丸が平時に活躍する姿を描きました。
三作目は北大西洋航路で活躍したフランス、フレンチラインの「パリ」です。北大西洋航路と云えばイギリスの「モーレタニア」や「タイタニック」を連想しますが本船は同世代に生まれたフランス最大の豪華客船で内装も格調高く多くの人々に愛されました。この作品はフランスのシェルブール港を出港して海岸市街地の沖合を航行する姿です。午後の一時を休息するフランス女性が沖合を行く「パリ」を眺めています。
いずれもA3判の絵画で不定期ですが逐次作品の入れ替えも行います。このほか興味のある船と人物を絡めての作品の注文も承りますので、海文堂書店の店員にお知らせください。
敬白